棚の整理予定

わたくし板張六畳一間に住んでいる都合上、所有ゲームの数を可能な限り少なく抑える必要がありまして。で、新作はどうせ欲望の赴くままに買うので、今あるほうのゲーム(プレイ済みのもの)を処分しないといけない。目標は大箱50個以内。さて問題は、何を残したいか? と。ということで自分用のメモとして、棚に残すゲームをリストアップしました。読者がどうとか基本的には気にしていませんが、一応エクスキューズとして一行ずつコメントを入れています。

歴史的重要性でもなく教育効果でも作品のレベルでもなく、あくまで「今、棚に残したいか」という基準です。Puerto RicoやCatanなど、なんか面倒なことになりそうなゲームはカット。Dominionは(それでも好きなゲームなので)今のところ残しましたが、今の感じだと2年後には棚から外さざるを得なくなりそう。逆にKremlなど、箱から出した時点でひとネタ取れて、それでいてちゃんと遊べる、そういうゲームは貴重なので評価が甘いです。

リストを作ってておもったこと:
・ヘビーゲームやライトウェイトと比べて、ファミリーストラテジーは作るのが難しく、佳作は多くても大傑作というのはそうそう出ない。しかも賞味期限もファミリーストラテジーの方が早い。
・2008年(ドイツゲーム年度では2009年)はすごい当たり年だったんだなー。しかしPyramidが子供レンジというのはなんか病んでる気がする
・2004年(ドイツゲーム年度では2005年)は不作だと思っていたが全然そんなことはなかった。
・やぱしボードゲームのデザインも一歩ずつ着実に進歩していると考えるべきなんすかね。ほとんどが2000年代になってしまった。
・Kuhhandelのオーパーツぶりは本当にどうかしている
・1920年代すでにアメリカの紳士淑女はご家庭でご子息とPitを遊んでいたのだと思うと何か変な感慨が

Havana [2009]
この独創的な機構をファミリーストラテジーの枠内で収めきったのがとても偉い。

Factory Manager [2009]
フリーゼがこんな大人なゲームつくるようになるとは、と結構感動もの。ちょうカットスロートなファミリーストラテジー。

*Filipino Fruit Market [2009]
「トリックテイキングで何か別のことをする」というよりはもう少し融合の度合いが強い。他人に見せてみたいゲーム。

Dominion [2008]
10年に1度の大船。Catan, Puerto Ricoあたりはリストから落としたけど、このゲームはまだ場所と拡張を選べば普通に楽しく遊べるはず。

The Princes of Machu Picchu [2008]
現時点でのGerdtsの最高傑作であり、したがって現代ゲーマーズゲームにおける最高到達点の一つ。

Space Alert [2008]
協力ゲームのオールタイムベストワン。1人ゲーム化をいかに避けるかという問題へのひとつの解。Chvatilの作としてもこれがベスト。

(Fauna) [2008]
トリヴィアでもドイツゲーム風の演出は可能だということを示した功績を讃えて。

Pyramid [2008]
Casasolaは年端も行かない子供に対しても容赦なくCasasola。というか子供ゲームなのかこれ

Comuni [2008]
システムに虐められてプレイヤー間に連帯意識が生まれるタイプのゲーム、の代表として。意外なくらい遊びやすい。

Cavum [2008]
Kramer&Kieslingのアクションポイント物から1つ。Torresと迷うが、やはりこのゲームが現時点での最終型と考えたい。

Wie verhext [2008]
「変格バッティング」のジャンルを作ったゲーム、になると思っていたが意外にフォロワーが出てこない。

aber bitte mit Sahne [2008]
ライトウェイトの模範。

Uptown [2007]
2007年にもなって出てきたあまりに堂々たるメインストリーム。最低でも今の100倍売れるべき。

Cash-a-Catch [2007]
この容赦なくもそこはかとなく阿呆っぽい愉快な競りゲームに皆さんもっと注目していただきたい。

(Key Harvest) [2007]
いや、とりあえずもういっかい遊んでみたいというだけなんですが...

(Ghost for Sale) [2007]
くだらなさというのはゲームにおいて大変重要な要素。このゲームはシリアスさとくだらなさの混交が素敵にいい塩梅。

Leonard da Vinci [2006]
ワーカープレイスメントとは何か、というテーマにおける格好の教材。

Hermagor [2006]
ルールのあちこちに素人っぽい手つきの粗さが目に付くが、しかし面白いものは面白いとしか。

Taluva [2006]
"The Game".

Buccaneer/die Safeknacker [2006/1996]
このような特殊な表現であっても競りゲームである、というセンス・オブ・ワンダー。

*Sioux [2006]
Wie verhextより古い貴重なゲーマー向け変態バッティングゲーム。ルールをリライトして再販してほしい。

(Techno Witches) [2005]
最も洗練されたアナログ距離ゲーム。

Antike [2005]
記念すべきロンデル初商業作。地政学ゲームのドイツ的表現としてもこれ以上のものは(Gerdts自身のものも含めて)今のところ存在しない。

(Caylus) [2005]
無論ひとつの記念碑。かつ、それを超えたものを持っているゲームでもある。ただ、遊ぶ場が今あるかと言われると厳しいかも。

(*Happy Dog) [2005]
学研がこういう仕事をしていたことがあると折に触れ思い出してあげたい

(Twilight Struggle) [2005]
Warsimカテゴリ/2人用から何か、ということで選んだが、どっちかというと阿呆枠という気もする。Conflict of Heroesが面白かったら真面目なWarsim枠はそっちにあてる。

*Fab Fib [2004]
Bluff/Liar's diceと迷ったが、こっちのほうが馬鹿なことになる可能性が高いので。ブラフゲームは法螺の量が果てしなく上昇してかないと嘘でしょう。

(Reef Encounter) [2004]
重ゲー方面でのBreeseの代表作。Keythedral遊んでないからどれが一番かは決めがたいが

Fifth Avenue [2004]
世界で最も誤解され過小評価されている純ゲーマーズゲーム。それはもう犯罪的なくらい。

(*Linq) [2004]
ワードゲームから1点。となるとLinq以外の選択肢ははじめから無かった。

Fearsome Floors [2003]
Power Gridだと息詰まりだしFrischFleishはゲームが地味すぎる。このゲームが最も良い意味でフリーゼ的。

*Mogul [2002]
よいこの株教育ゲーム。再販まだー?

*Xactika [2002]
深入りしないなら、トリックテイキングはこれ1本だけ遊んで置けば十分だとおもう。

Cairo [2002]
みんな賢いふりしてないでもっとこういうの作りましょうよー

(Witch Trial) [2001]
偉大なプロジェクトだったCheapass Gamesから何か。ということで、ボードゲーム部門からはこちらを。

Aladdin's Dragons [2000]
遊ぶ度に評価が上がる。「これはワーカープレイスメントではない」と意識しながら遊ぶと別の意味でも面白い。

(Keytown) [2000]
もういちどきちんと遊んで評価してみたい。

*Lift Off [2000]
へくてぃっく物からはこれを。Space dealerでもいいんだけど、これくらいの不真面目さのがいいんじゃないかと。Tamskは難解すぎるし...

*Citadels [2000]
やー、なんのかんの言っても面白いすよ操り人形

*Mamma Mia! [1999]
言わずと知れたRosenbergの最高傑作。記憶ゲームのふりをしたチキンレース、をこの可愛らしいパッケージでご提供。

(*Maskenball Venezia) [1999]
パーティゲーム、というとこれしか思い浮かばない。やあああっと入手の目処がついた。

Chinatown [1999]
このゲームはぜひ時間制限付きで。人は簡単に人を騙せるし騙されもする(※この場合の「人」は自分自身も含みます

(Keydom) [1998]
これは単にコレクターズアイテムとして。

*Verraeter [1998]
役割秘密選択はあまりにVerraterの香りがきつすぎて結局フォロワーがCitadelsくらいしか出なかった。それだけVerraterが上手すぎたという話でもある。

*Kahuna [1998]
2人でドイツ風のボードゲーム、というと真っ先に出てくるタイトル。意外に満たすのが難しい条件。

(*The Big Cheese) [1998]
Cheapassの非ボードゲーム部門から。衝撃のコンポーネント。そして気合一発の競りゲームという不思議ジャンル。

(*Twilight) [1997]
あまりにも怪しさ爆発なルールでつい選んでしまった。別に後悔とかはない。

Tigris & Euphrates [1997]
Stephenson's RocketやAmun-Reは狙って作ったゲーマーズゲームだが、これは「できてしまった」90年代Kniziaの奇跡。

Ursuppe [1997]
ドイツ風超能力対戦ゲームの嚆矢。超能力対戦でありながら実際の振る舞いが貧しく切ないところも愉快なポイント。

Loewenherz [1997]
Domaineも良いゲームだがやっぱりこっち。

El Grande K&I [1995/1997]
ドイツ風エリアマジョリティの原点であり代表作であり変態。但しK&Iは常に着用のこと。

*High Society [1995]
あまりに美しいルール。

Intrigue [1994]
交渉ゲームは好みの部分が大きいが、これは「いわゆる交渉ゲーム」のどの定形からも逸脱していて素晴らしい。

Billabong [1994]
複数駒乱数無しレースゲームとして、Breaking Away, Circus Maximusと並ぶ名作。

Kohle, Kies & Knete [1994]
これは交渉ゲームではなく乱痴気ゲームなのでお間違えなきよう。

Neue Spiele im Alten Rom [1994]
Kniziaの約1ダース。Kniziaの天才を示す証拠物件。

*Once upon a time [1993]
他の何物にも代え難いバカゲー。いや馬鹿なのはゲームではなくプレイヤーなのだという説も。

*En Garde [1993]
あふれるフェンシング感、というより、フェンシングはこのようなゲームなのではないかと妄想させる力に秀でているというべきか

Modern Art [1992]
ボードゲームにおけるオークションの取り扱いの水準をたった1作で別次元に蹴り上げた記念すべき作品。

der Fliegende Hollaender [1992]
個人的にTeuberで一番好きなゲーム。アクセントとして交渉を取り入れたファミリーストラテジーとしては見本のような一品。

(Bauernschlau) [1991]
なんだかよくわかんないけど妙に楽しい。

Breaking Away [1991]
これ絶対メジャーから出すべきだと思うんだけど、作者のひとはロンドンパンクか何かなんだろうか

Barbarossa [1988]
飛び道具オールオッケーを世間に対して宣告したゲーム。偉人のデビュー作に相応しい。

Bausack [1987]
デクスタリティ物はこれがあれば今のところ他になにもいらない(ほんとはハムスターロールは少し惜しい)

(Schoko & Co) [1987]
仮にも「ビジネス」「ゲーム」を名乗るならこれくらいやらんと嘘でしょう。お仕事ってほんとたいへん。

Kreml [1986]
ちっとルール汚いとか難があるんだが、見せてひとネタ遊んでふたネタ、というゲームの存在はたいへん貴重。

*Kuhhandel [1985]
これはもうオーパーツの一言。85年とか信じられん。

Can't Stop [1980]
バースト系、あとダイス・フェティシズムへの捧げ物として。権利者はこのゲームの8人拡張案を考えて売ると儲かると思います。

*Pit [1903]
永遠のマスターピース。

()は優先度が他より低いゲーム
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by Taiju_SAWADA | 2010-03-01 00:47 | うわごと
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