オアシス Oase

[土地を入手して、その土地用の商品を手に入れて、勝利点=土地面積×商品数というゲーム(土地は4種。なので商品も4種)。特徴的なのは行動決定フェイズで、まず全プレイヤー、自分専用の山札から、行動カード(土地1マス広げるとか商品2つ貰うとか)を1枚ずつ最大3枚までめくる。次に、行動順の早いプレイヤーから順に、他プレイヤーのめくった行動カードセットのうちから一組選び、カードの内容を実行する。でもって、行動順1番のプレイヤーに選ばれたプレイヤーは次のターンでは行動順1番になり、以下同様。]


オファーをかけて行動順を獲得するというこのゲームの根幹システムが正直微妙なのかも、婉曲表現を用いずに言えば癌なのかも、という気はわりと強くしていて、というのはこのゲームでは「行動順トップ」を取らないと意味が無く、さらにその行動順トップを得るためには「特定の一人の気を引く」ことだけが重要になっている。したがって、有効なオファーの方向性が一定になってしまう。それだけならまだいいが、その「オファーのかけかた」であるところの1/2/3枚メディチシステムは、このゲームの「なんとしてでも特定の一人の気を引く」というのとはあまりにも食い合わせが悪い。目指すべき方向性がひとつしか存在せず、しかも「一着狙いか降りか」しか無いのに、手(つうかめくったカードですけど)の修正が効かないというのはあまりにもあんまり。1枚目をめくった瞬間に「トップ取れそうか?(勝負すべきか否か?)」ということがかなりの程度分かってしまうのは、いくらなんでも無しでしょう。

Oase
by Alan R. Moon and Aaron Weissblum
(Schmidt, 2004)
★★
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by Taiju_SAWADA | 2004-08-15 12:58 | 感想・紹介
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